卒業生に贈られるPTAの記念品問題について意見をまとめました

※本記事はプロモーションを含みます。

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こんにちは。ロバミーです。
今回は、この時期に話題となる「PTAの記念品問題」について、世間の声(是非)をまとめてみました。

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*PTAってなに?

そもそもPTAってなに?と改めて聞かれると何と答えれば良いのかわかりませんよね。

そこでPTAについて詳しく説明して参ります。

PTAとは『社会教育団体』

「社会教育」って聞き慣れない言葉かと思いますが、社会において行われる教育のことを言います。

学校で行われるのが「学校教育」、家庭で行われるのが「家庭教育」それと並んで、大切な教育が「社会教育」です。

子供は家庭・学校・地域を行ったり来たりしながら、生活し学び、成長します。

家庭のしつけが学校での学習に生き、学校で学んだ友人関係が地域に繋がります。

子供の成長は時と場所を選ばず継続しています。

またPTAは成人教育の場でもあります。

より良い保護者・先生であるためには、自ら学び研修に励む必要があります。より良い大人であることが、子供たちの健全教育のためには大切なことです。

PTAの幅広い活動を通して、私たちもともに学び、成長していけるそんな組織がPTAです。

引用:公益社団法人日本PTA全国協議会

PTAの生い立ち

PTAは、昭和20年に当時の文部省が発表した「新日本建設の教育方針」から歴史が始まります。

その後、アメリカから派遣された教育の専門家による、戦後の日本の教育に関する基本的な方向性を示す、米国教育施設団報告書によってPTAの設立と普及を推奨する方針が掲げられ、文部省を通じて、全国的にPTAの指導、支援を行ったことから広まりました。

当時の文部省が作成したPTA結成手引書の中には、PTAの趣旨として、「子供たちが正しく健やかに育っていくには、家庭と学校と社会とが、その教育の責任を分けあい、力を合わせて子供たちの幸せのために努力していくことが大切である」と謳われています。

家庭教育の充実を図り、学校・地域と連携して子供たちのために活動する団体として全国に広まりました。

こうして始まったPTAはさらに、社会の宝である子供たちのために、地域ごとや都道府県単位の協議会が組織されるようになり、全国組織の必要性から日本PTAがつくられました。


引用:公益社団法人日本PTA全国協議会

PTAの必要性

あなたは大切なお子さんを誰の手も借りず、安全な登下校をさせ、豊かな教育環境を育み、健全な成長をさせることができるでしょうか。

子育てには様々な悩みがあり、保護者だけでは解決できないことがいろいろありますよね。

子供たちの健全育成のため、子育ての当事者同士が連帯し、先生方とも子供たちを取り巻く状況・情報の共有をしながら学び合える場が必要となり誕生したPTA。

その活動は一人の百歩より百人の一歩でできることを皆で分担してすれば各負担も軽減されます。

また、連絡や活動をするにも何がしかの費用がかかりますが、会費という形で費用分担することで活動の進展ができます。

子供たちの健やかな成長を願って、多くの保護者と先生方が連携・協働し、互いに学び合いながらPTAの活動をする姿は、子供たちにとって大きな安心感を与えると共に、健やかな成長に大きく寄与することでしょう。


引用:公益社団法人日本PTA全国協議会

PTAの説明は「公益社団法人日本PTA全国協議会」さまの記事を参考にさせて頂きました。

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*PTAの記念品問題とは?

記念品問題とは、PTAにより卒業生に贈られる記念品について、PTAに加入している家庭へは記念品が贈答され、PTAに未加入の家庭には記念品がもらえないといった問題です。

そもそもPTAは「入退会自由の任意団体」で、加入や会費の納入を義務づける法的根拠はありません。

最近では、PTAは任意団体であり、PTAへの加入は各家庭の判断であり強制ではないという考えがメディアでも取りあげられ、未加入者が増えているようです。

また、PTAの記念品贈答への対応は各学校によって様々でして、PTAの加入・未加入に関係なく、全員に記念品を配る学校もあれば、加入者のみに配るところもあります。

また近年、未加入者が増えた学校では、加入者が未加入者分の記念品代を負担しきれず、記念品贈呈をやめた学校もあります。

こうした状況の中で、SNS上では「記念品をもらえず、子どもが悲しい思いをした」などの投稿があり、「記念品差別」とも言われています。
PTA加入の有無によって、「記念品がもらえる子ども」と「もらえない子ども」に対する賛否が分かれています。

そこで次の項目では世間の反応をまとめました。

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*世間の反応

PTA未加入で卒業記念品なしに「賛成の声」

PTAの会費から記念品を贈っている以上、加入していない生徒にまで記念品を贈らないのは当たり前では? クレームを言う親は、記念品の原資は何なのかを知らないのだろう。 代わりにPTAより豪華な記念品を自腹で購入すれば良いだけの話。

PTA加入は任意だが、記念品は生徒は関係ないので貰えるのが筋と言う専門家のご意見、賛同しかねます。PTAは、ただでさえお忙しい先生方の負担を少しでも軽くするような、運動会の手伝いやイベントの手伝い、草むしりや校舎の補修活動など行っていますが、子ども達がお世話になっているので、皆さん仕事を持ちながら善意で活動しているわけです。卒業記念品を加入の有無に関係なく全員に送るならば、むしろ活動費は全家庭が支払い、PTA活動参加は任意とすれば良いのではないでしょうか。まだそれなら分かりますが活動もせず、活動費も支払わなければ、保護者としてそれはどうかと思います。

非情だと言われると思うが 会費を払う家庭が貰えて 会費を払わない家庭が貰えない事こそが平等 会費未払い家庭も含めた 全員に記念品を配る為に 記念品のグレードもダウンしている 可能性も考えられる。

PTAから渡される記念品なら、未加入者はもらえなくて当然だと思う。逆に未加入者にも贈呈するPTAはおかしい。

親がPTA に入会しないと決断したのなら、卒業の記念品が受け取れないのは仕方がない事だと思います。

私は今年卒対をやっていますが、未加入者には準備する必要なしです。ただ卒対費が別途必要で教材費や給食費と込みで貰ってるから全員に準備することができています。

PTAという会からのプレゼントなので会にはいっている人が対象というのはうなづけます。実費払うのなら、そこに混ぜてあげるようにすれば良いかと思います。

会費は支払っていないけれど、記念品代だけ支払うとか言う人がいるらしいが、会計上そのようなことは難しいと思います。普通にPTA会費を払った家庭のみでいいです。PTA会員でも無い人が面倒を増やすなと言いたい。

PTAから卒業記念品を渡しているのであれば、是か非かと言われれば、入っていない人がもらえないのは、当たり前。 子供がかわいそうだというが、これは、親の問題。

記事内では「全ての子どもに平等な対応が必要です。贈るのであれば、全員に贈るべきでしょう」とありますが、 選択によって利益と不利益が生まれるということを子供に教育することの方が大切だと思います。 PTAに加入しないという選択によって会費という支出が減ったことと、PTA活動に消費される大量の時間を犠牲にしなくなった。 その代わり得られないものも出てくると子供に伝える方がいいと思います。

PTA会費を支払っていない家族に記念品を贈る必要はないですね。 記念品の一部は少なくともPTA会費から出ていると思うからです。会費を支払わず貰えない事で悲しい思いをしたとクレームしてるのは可笑しいですね。

PTA加入者が会費を払い、その会費で卒業記念品を購入したものであり、加入者のみが貰えるのであって、未加入者は貰えないと言うのは当たり前の事だと思う。未加入者は卒業記念品を別に子供さんに購入してあげるといいだろう。

記念品を購入した原資(お金)がPTA会費であり、会員のために配布するのであれば、未加入の人に配布するには全会員の人の了承が必要だと思います。 やはり、お金を払った対価として貰えるもので、払っていない場合は貰うことができない、

子育てが大変で支援してくれって状況です。PTA会費も負担なのだから、なぜ払っていない家庭の負担までこちらがしなくてはいけないのというのが本音です。 負担してる側はなぜ払っていない家庭へのボランティアを強制されなくてはいけないのかが謎。

PTAの趣旨は「子供たちが正しく健やかに育っていくには、家庭と学校と社会とが、その教育の責任を分けあい、力を合わせて子供たちの幸せのために努力していくこと」とあり、そのPTAに参加していない家族へはその恩恵を受けられないのは仕方ない事だと思います。

もっとドライでいいのじゃないかと思う。PTA会費払ってなきゃ、そりゃ記念品はないと思う。もらいたかったら実費で払う必要があるだろう。

私はPTAは必要ないし、保護者の負担が大きいので廃止すべきだと思いますが、今回の件に関しては、PTAには入らないけど、物は欲しいという、ふざけた主張。 物が欲しいならPTAに入れよ、と思います。

「PTA活動は仕事や介護の為参加出来ないがPTAには加入して会費は払う」という選択肢があってもいいのではないでしょうか。 PTAに加入したくない、はわかりますが、記念品無しに文句言う位なら会費はおさめてもいいのではないでしょうか。 なぜ、会費をきちんと納めてる加入者が未加入者に合わせて記念品も無しにしないといけないのでしょうか。

シンプルな話で、記念品を希望するのであれば、加入すればよいかと。 それでくじ引きなどで役員になったのであればそれも天命と思ってお役目果たせば良いのです。

PTA未加入で会費も払っていないのであれば、その会費をやりくりして贈呈する記念品を貰えないのは当然のことではないでしょうか。

会員やその活動から入ってくるお金だけで購入する記念品なら会員の子にだけ配るというのがもっとも平等です。どのような組織にも会員特権というのが認められています。ファンクラブに入って会員料を払っているからこそ優先的にコンサートチケットを購入できる制度は多くの方が知っています。学校だから、子供だからという理由でこの前提を変えることは悪い例を作ることになるとおいます。

※賛成の意見はYahoo!コメントを参考にさせて頂きました。

PTA未加入で卒業記念品なしに「反対の声」

PTA会長経験者で日P大会が来たときの役員もやりました。けれどPTAはもう歴史的使命は終えたと思っていますし、支出が面倒な分野のものをPTA会計から出すという調整弁的な使い方をされてきたことからこういった問題は出てきているようにも思います。 式典に必要なコサージュとか卒業証書のカバー・筒などをPTA会計から出している場合は、そういったものは学年費とか式典運営費から出して非加入者とそもそも区別がつかないような仕組みにすべきだと思います。それより大きな額のものの取り扱いは要検討ですが。 PTAは「悪平等」の現場。全員にほぼ平等に仕事を割り振るために無駄な仕事を作ったり、去年とおなじことをやるためにほぼいらなくなったことを継続したりがたくさんあります。「加入者の子へのサービス」ではなく「学校と通っている子ども全体に対してのボランティアの原資」がPTA会費なのですから筋としては「全員に」です。

会費を払わない家庭の子どもが記念品をもらえないのは、負担している側の一般感覚としては当然と言える。 一方で多くの保護者が感じているPTAの負担感の解消や、任意団体への移行してほしいという思いをくむなら、 記念品をなくす、あるいは学校徴収金にするなどして、こういう問題から解消していかないと、子どもへの影響を考えて、結局PTAに加入必須となり、改革が進まなくなる。 目先の問題だけでなく、大きく捉えてなおす意識がとても大切です

PTA役員をやっています。 今年度、まさにこの問題に直面し、議論に時間をかけました。 PTA非加入の家庭は、PTAの活動に参加したくない、あるいは参加出来ない事が理由なので、非加入でPTA会費を払っていない事で子どもの記念品が絡んでこないように、卒業準備金として学校の集金の一部に入れてもらい、それをPTAが引継ぎ、記念品や学校ヘの卒業寄贈品購入にあてる事にしました。

卒業記念品費をPTAが出すからですね。 今後は未加入の子も増えると思います。 継続するなら学校の雑費にして徴収し、有志であるPTAは調達だけを担うように変更はいかがでしょうか。 PTAからあげるっていう体裁は取れなくなりますが、学校からもらう方が子どもとしてもなんとなく嬉しい気がします。

結局自分で支払っている金額で記念品が買われるのであれば、学校からの記念品はいらないのではないかと思います。それぞれのご家庭で、必要で子供が喜ぶようなものを各々でプレゼントしたらいいのではと思います。 PTAはもう古いです。縮小方向へ向かわせるためには、こういったひずみを、速やかに解決すべく、PTAの未加入に合わせて検討していけばいいのではと思います。

そもそもPTA自体がすべての生徒を対象としたボランティア団体なので親の会員非会員は関係ないと思います。

大事なのは配布の可否や費用負担ではない。大事なのは「子供達の目にどう映るか」だ。未加入者の子供には配らないとするなら、一人だけ貰えないという状況も発生し得る。自分だけ貰えない状況に、子供が羞恥心や劣等感、被差別意識を抱かないとは思えない。 記念品は大体ボールペンとか印鑑とか大したものではない。しかし、子供にとって自分だけが貰えないという状況は、心理に大きな影響を与える可能性がある。大人の立場や理屈で考えるのではなく、子供の視点で考えるべき。

うちの子の学校は卒業記念品費として全員に別途徴収でした。絶対それが良いと思う。 記念品は学校の名や校章が入ったものが贈られることが多いと思うから個人で調達は難しいし、そこはPTAの有無に関わらず卒業生全員にいきわたるべきだと思う。大きくなっても記念になるものだしね。 記念品がもらえないのは、親が卒業記念品費を払ってないから、は納得できるけど、任意のPTAに入っていなかったから、では卒業生がかわいそうかなと思いますね。

PTAって子ども全員のための活動なのに、どうしても我が子のための活動になってしまう所があります。日常の行事ではあまり目立たないけど卒業記念品となると意識のズレが形となって出てしまいますよね。 私は貰える子と貰えない子が出るのは単純に可愛そうだなって感じました。

何年か前にもPTAからの卒業の記念品の是非について問題になった記事を見たことがあります。 その時の記念品が卒業生の胸元につける花で式典にも着用することになってるんですけど、PTA未加入の子には花無し。PTAの加入に子供は関係ないのに学校の最後の行事で悲しい思いをしたというものでした。 記念品がボールペンとかならいいんでしょうけど、 明らかに見える形で渡すのは配慮が必要だと思います。

記念品を配るなら子供に直接ではなく親に配り親から子に渡せばいいのでは。 記念品の原資がPTAの会費なら未加入者に配布しない道理は理解できるけど、これらは全て大人の都合で子供には関係のないこと。 それなのに、みんなの前で親がPTAに入っている子といない子で差別する対応を行う、ましてや記念品という特別なもので差別を行うのはいかがなものかと思う。

小P中Pともに会長経験者です。学校保護者の間でもPTA本部内でも、毎年この季節になると議論になってました。いろんな意見があるとは思いますが、PTAは生徒福祉のために存在、活動しているのであって、未加入家庭でだったり会員でも会費未払いだったとしても、生徒が享受できることに差があってはならないと思います。

自分はPTA未加入宅の子にも是非あげてよいと思う派。 子供たちがみな、祝福されていると互いに感じて時を過ごすことのほうが、皆にとって良き時間になる。

こんなことが論争になるなんて信じられない。答えは簡単で、加入・未加入に関係なく子ども全員に配るべき。

そもそも記念品が必要ないと思うけど、配るなら配るで全員に渡してあげてほしいな。 加盟するかどうかは親や地域、しいては大人の事情なんであって子供とは無関係な気がします。 そんな制度のせいで貰えなかった子達がどう思うのか考えただけで胸が痛い。 加盟と記念品とは別の問題として解決してほしいです、あげるならあげる、無くすなら無くす。

PTAは、保護者のための組織、ではなく、子供・学校のための組織です。 また、PTAには教員も加入しています(PTAのTはTeacherのT)。 PTAの子供にだけに贈る(のは当たり前)、と言うのはPTAの精神とはずれていると思います。

※反対の意見はYahoo!コメントを参考にさせて頂きました。

*まとめ

賛否両論はありますが、単純に会費=お金だけの問題だけではないようです。
PTAの仕組みや活動全体を問題とした意見が多く見受けられました。

やはり大切なのは「子どもたちの良い思い出や成長のために何が一番良いのか」を考えるべきだと思います。

全員(各家庭)がさまざまな事情がある中、ベクトルを合わせる事は困難を極めると思いますが、PTAでの活動体制や会費なども見直すことが、今後必要になってくるかと思います。

PTA会費は学校によって異なりますが、地域によっても金額には大きな差があります。
年額 2,000円~4,000円台(全国平均額)が多いようです。

※参考:総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)2022年」

これからもPTA活動が、子どもの成長・教育に繋がることを願っております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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