毎年5月の第2日曜日は「母の日」。結婚してからはこの日が近づくとなんだか苦痛な行事になってしまった人が多いのでは?
実母への母の日のプレゼントは趣味嗜好がなんとなく分かっているため選びやすいものの、それが「お義母さん」となると急にハードルが高くなりますよね。
今回は、お義母さんへ母の日プレゼントを「あげる派」「あげない派」「やめるとどうなる?」この3つの本音についてまとめてみました。
目次
◯お義母さんへ母の日プレゼント「あげる派」
・2023年「母の日アンケート調査」母の日.me調べ「お義母さんへギフトを贈りますか?」
2023年「母の日アンケート調査」母の日.me調べによりますと、
約6割があげる予定、約2割があげない予定、未定が約2割という結果でした。
・プレゼント「あげる派」みんなの本音は…
「感謝」の気持ちの伝え方はひとぞれぞれですが、近距離でも遠距離でもどこにでも届けられ、値段的にも負担にならない「お花」が多いようです。「一緒に食事をする」というコミュニケーションの時間を大切にする人も。
お花、食事以外のお義母さんへ母の日プレゼントは、「アクセサリーや健康グッズ」「お酒」少し高額なところでは「旅行」など…
以下のアンケート結果をご参考になさってください。
・お義母さんへ母の日プレゼント「予算」は?
予算の幅はありますが、2,000~4,000円が一番多いようです。
プレゼントをあげる側も、もらう側も負担にならないちょうどいい金額という結果ですね。
一方で、お義母さんへ母の日プレゼント「あげない派」のみなさんの本音はどうなのでしょうか?
◯お義母さんへ母の日プレゼント「あげない派」
・プレゼント「あげない派」みんなの本音は…
「あげない派」のみなさんの多くは、嫁姑関係がうまくいっていないことが大前提にあるため、少々手厳しい意見が多いようです。
●嫌いな人へのプレゼントを考えることが苦痛、悩んでいる時間がもったいない ●喜ばれもしないのに、わざわざプレゼントをあげる必要はない |
と感じている人が多いようです。
また、実の母にもあげていないから義母にもあげない。という声も。
私のまわりでは、お金がかかることを気にして「気持ちだけで…」と言ってくれる優しいお義母さんの厚意に甘えさせてもらい、あえて「母の日プレゼントはあげない」という意見もありました。
・母の日にお義母さんに「何もあげない」は非常識?
感謝を伝える大切な日に「何もあげない」という選択は非常識なのでしょうか?
2023年「母の日アンケート調査」母の日.me調べでは「何もあげない」派は意外に多いことがわかります。
Yahoo!知恵袋では
義母に母の日の贈り物をしない嫁は、親の育て方を疑われるほどの常識はずれですか?
こんなスレッドが話題となりましたが、回答の多くは“常識はずれではない”です。
家庭で抱えている問題はさまざまです。経済事情、お義母さんとの関係性、旦那さまが協力的であるかどうかなど、嫁という立場で1人で悩み、「常識はずれ」なんて考える必要は全くないということです。
その時の状況に合わせた選択をすればよい。と感じました。
◯お義母さんへ母の日プレゼント「やめたらどうなる?」
・やめたい理由は?
何年もお義母さんへ母の日プレゼントをあげてきたけど、本当はもうやめたい。
その理由の多くは
●嫁姑の関係が良好ではない ●毎年プレゼントを考えることが苦痛でたまらない ●母の日は「義母の日」ではないから |
などが考えられます。
では、そのプレゼントをやめたらどうなるのでしょうか。
・プレゼントをやめたらどうなる?
実際にやめた人の声
うちは結婚1年目だけ渡したよ。だって「母の日」だよ。義母の日じゃないって気づいたから
数年でやめたよ。花は喜ばないしお菓子だったけど、わたしの母親じゃないのに、なんで送らなきゃいけないんだって思ってやめた
やめるタイミングは?
そう思った時がやめ時だよー。パタッとやめちゃえばOK。うちも1年目は花あげたけどそれ以来あげてないわ
(引用:mamastaセレクト/ママスタコミュニティより)
みなさん意外にあっさりとプレゼントをやめているようですね。
そして、プレゼントをやめたからといってその関係性は変わらない。ということがポイントです。
嫁姑の関係が良好ではなかった場合、何をあげたとしても必ずケチがつきます。
もらう側のお義母さんも、欲しくないものをもらっても苦痛でしかないでしょう。お互いが苦痛ならばスパッとやめてしまえばむしろ、関係性が良好になるのかもしれません。
嫁姑の関係が良好な場合は、普段からコミュニケーションがとれている。ということですから、素直にやめたい理由を伝えればお義母さんも快く承諾してくれると思います。
お義母さんへの母の日プレゼントをやめたからといって、悪者になるわけでもないですし、ものすごいデメリットがあるわけではない。と分かったら気持ちが軽くなりませんか?
それでも、言い出す勇気がない。波風立てたくないし…と考えてしまうのであれば、ここは実子である旦那さまの出番です!
実の子どもから「母の日プレゼントはもうやめるよ」と伝える。これが1番丸くおさまるやり方かもしれません。
◯[番外編]プレゼントをもらったお義母さんの本音は…
・もらって困ったプレゼント!
- 現金をそのまま渡された。好きな物を選んで下さいと新札でもなかったので少々腹が立った。(よしこ 69歳)
- 鉢植えの花。キレイでうれしかったが、枯らしたらどうしようと緊張するので…。(ちぃは 53歳)
- ちょっと自分の趣味に合わない洋服類。結局着ないので。(あや 47歳)
- 入浴剤。香りが苦手で全く使わなかった。腐らないけどやり場に困った。(たか 39歳)
- ポーチと日傘。使う機会がないのでタンスの中で眠っている。(明太子 66歳)
- ダイエット中だったのに羊羹をもらい、それを食べてまた太ってしまった…。(シカ子☆ 34歳)
- 可愛い半袖のブラウスをもらったが、私には可愛すぎて人前で着られないため、そっと娘にあげた。(ハッピィママ 64歳)
- チェーン付の老眼鏡をプレゼントされたが、何となく老人扱いされた気分で少しの間ギクシャクした。(まみちゃん 50歳)
・もらってうれしかったプレゼント!
- 初めての母の日にもらったスカーフ。お互い好みもまだわからないのに一生懸命選んでくれたのがうれしかった。もらって7年、時折着けて思い出している。(タフリーなまま 54歳)
- 絵柄のかわいい扇子。猛暑の時には大いに使っている。(yamato 55歳)
- プリザーブドフラワー。4年間飽きずに飾っている。(mayuちゃん 67歳)
- なかなか予約の取れないレストランでの食事。家族一同でおいしい食事を楽しめて至福の時間を過ごせた。(グラグラ 34歳)
- 長男夫婦には毎年「エプロン」を贈ってもらう。私がクマ好きなので、いつもテディベアが添えてある。(loveyoupapa 52歳)
- イニシャル入りの口紅をもらって感動した。(なし 62歳)
- お茶碗、汁椀、お箸のセット。父の日に夫にプレゼントしてくれたものと対になっていた。(しょうちゃん 67歳)
(引用:LIVINGくらしナビ/主婦のキモチ特別編「ああ、おヨメさん」より)
プレゼントをもらった側のお義母さんのセキララな本音。なかなか面白いですね!
◯まとめ
それぞれの生活スタイル、経済状況、嫁姑の関係性などによって「母の日」事情は大きく異なるようですね。
お義母さんへ母の日プレゼント
「あげる派」の多くは ●プレゼントをあげる側も、もらう側も負担にならない金額で、毎年感謝の気持ちを伝えている ●定番はお花や一緒に食事を楽しむこと |
「あげない派の」の多くは ●嫁姑関係がうまくいっていないことが大前提にある ●プレゼントを考えることが苦痛 ●喜ばれもしないのにわざわざプレゼントをあげる必要はないと感じている ●実の母にもあげていないから義母にもあげていない |
ということ。
そしてプレゼントをやめたとしても「その関係性は変わらない」ということです。
「感謝」の気持ちの伝え方は人ぞれぞれです。どの選択であれ、毎年5月におとずれる「母の日」を気持ちよく過ごせたらよいですね!
2024年の「母の日」のお役に立てましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。